2017/03/24
皆様ごきげんよう
ぼくは蓼科テディベア美術館のグッティー館長です
今回ぼくはこちらを訪れました↓
【安曇野ちひろ美術館】
ホームページはこちら:http://www.chihiro.jp/azumino/
蓼科テディベア美術館から車で1時間29分のところにあります
いわさきちひろさんは子供の描写を得意とする絵本作家さんです。
美術館の周囲には松川村営の安曇野ちひろ公園があり、
そこにはかの有名な「窓ぎわのトットちゃん」(黒柳徹子.著)に登場する
”電車の教室”や物語に登場する場面を再現した展示物が公園随所にあります。
とっても珍しい正方形の美術館のチケットです
いわさきちひろさんの得意とする子供が描かれているチケットが三種類あって、
好きな絵柄を選ぶことができます
安曇野ちひろ美術館は今年で開館20周年を迎えるそうです。
その記念として、スタジオジブリ「かぐや姫の物語」の監督である
高畑勲さんがつくるちひろ展「ようこそ!ちひろの絵のなかへ」が
2017年3月1日(水)~5月9日(火)まで企画展示されております!
(※今回は特別に美術館の許可をいただいて展示作品の撮影及び記事の掲載をしております。)
展示室に入ると壁一面の大きさにちひろさんの絵が!
左側は『あめのひのおるすばん』に登場する女の子の絵が、
奥の壁には古い麦わら帽子をかぶった『おにたのぼうし』の
子鬼の「おにた」の拡大した絵がお出迎えしてくれました。
画面左:「カーテンに隠れる少女」(水彩・鉛筆)
『あめのひのおるすばん』(至光社-1968年)より
画面右:「戸口に立つおにた」(水彩・鉛筆)
『おにたのぼうし』(ポプラ社‐1969年)より
床には「おにたのあしあと」が!
絵本の中からおにたがまるで飛び出してきたかのように思えます。
ピエゾグラフで原画を100倍以上に拡大して再現しているのですが
精密な筆の跡から水彩特有のにじみまで鮮明に再現されてあり、
なんだか絵本の中に紛れ込んだかのような錯覚を覚えました
大きな絵で作品を見るのと、
絵本で読んだ時とはまた違った発見があってとっても面白かったです
「夕焼けと少女」(水彩・鉛筆)
『ゆきのひのたんじょうび』 (至光社‐1972年)より
ずっと穏やかな水彩の海に浸っていたような素敵な空間でした。
皆さんも安曇野に訪れる機会がありましたら是非立ち寄ってみてください。
VIEW MORE