新たなテディベアが登場
斬新なテディベアの登場 1930年~1957年
1930年
イギリス最大のテディベアメーカーとなった、「メリーソート社」が創設されました。
また一つイギリステディベアの大きな歴史が生まれます。
メリーソート社は、設立から5年でイギリス最大のテディベア工場と言われるまでに成長し
イギリスでの人気に大きく貢献しました。
1937年
イギリスのジョージ6世が国王になったことから刺激を受け、赤白青の愛国的なカラーデザインのテディベアが発売され、1938年にはイギリスのチャド・バレー社へ王室御用達の認定がされました。
1940年
第二次世界大戦の始まり。終戦からたった20年で、再び世界戦争が始まってしまいます。
戦争はテディベアたちの歴史にも影響を及ぼします。
玩具業界では、材料が不足し、理想数の製造を行うことは難しくなり生産数が減少しました。この年から45年頃までは今までの材料に変わる材料を利用し製造を続け、多くのテディベア工場では戦争のため軍需品の製造をすることになります。
1947年にはドイツのアメリカ占領区にて新たなメーカーが続出し1950年代には、日本よりゼンマイ仕掛けのベア輸入された事により、いくつものドイツメーカーがその歴史に幕を下ろします。
1957年
イギリスのメーカー「メリーソート社」が耳に鈴の入った「チーキー」を製造しました。
近年、日本でも注目され人気の高いチーキーですが、当時からイギリスでは真似をする他メーカーが出るほどの人気を誇りました。この時代には、新しいデザインのテディベアがたくさん制作され、歴史の幅が広がった年代でした。
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Merry Thought
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CharlieBearrs
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Harmann
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Clemens
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Steiff
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テディベアメーカー
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テディベア美術館誕生
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物語とアートの主役
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新たなテディベアが登場
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有名なお話のモデルに
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テディベアブーム到来
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テディベアの誕生