物語とアートの主役

物語とアートの主役へ

物語とアートの主役へ   1958年~1980年代

1958年
イギリスでは、作家マイケル・ボンドが「くまのパディントン」を出版。
パディントン駅で拾われたテディベアが新しい家族に迎えられ幸せになるパディントンの物語は、近年にも映画化されるなど、長い人気となっています。イギリスでの出版から9年、1967年には日本でも出版されました、

1966年
ウォルト・ディズニー社が「くまのプーさん」を映画化。

1970年代
アートの対象としてテディベアの制作を開始されました。企業ではなく個人のアーティストがデザインをしアートとしての作品が次々生み出されます。「テディベア・アーティスト」と呼ばれる人々の先駆けとなりました。

1980年代
この頃より、テディベア愛好家のための団体や専門誌が出版されイベントが普及していきます。この流れにより、「子どもたちのためのテディベア」から「大人にも愛されるテディベア」へと進化していきます。多くの大人たちがその魅力の虜になりました。
テディベアには、実際に心を癒やす効果があるとされ、大人になってから虜になってしまう人も多いでしょう。
日本では、コレクターではない大人がテディベアを持っていたら違和感を覚える方も多いのではないでしょうか?
しかし、世界的に見るとテディベアを持っている大人は多く、そして、大人になったからテディベアを手放すという概念はなく、子供時代を共にしたテディベアはいつまでも大切な家族の一員として愛されて続けていきます。